普通、髪の毛は、一日に50~100本程度は自然に抜けて自然に生えてくるものです。
でも、何らかの原因で抜け毛が増えて髪の毛が生えてこないと薄毛になります。
誰しも中年以降になると、髪の毛の根元にある毛母細胞が老化し、新しい髪の毛をつくる機能が衰えて脱毛がひどくなります。
若い人でも、ストレスなどが重なり、自律神経の動きが崩れてくると脱毛をしやすく薄毛になります。
今回は、そんな薄毛になる原因や薄毛対策におすすめのシャンプー選びから食べ物など、様々な角度からご紹介したいと思います♪
Contents
薄毛の原因は何?
薄毛の最大の原因には加齢によるもので、これは自然の流れです。
その他の原因としては、睡眠不足やストレスの蓄積で頭皮の皮脂が過剰分泌することで、血液循環が悪くなり、頭皮が硬くなるなどのトラブルが起こります。
寝不足やストレスがもたらす髪の毛への影響は大きく、過剰分泌された皮脂は、毛穴につまりやすくなり不潔な頭皮環境は、発毛に悪影響をを引き起こします。
それによって、毛根の周辺が血行不良を起こし、頭皮への栄養が届かなくなると髪の毛を育てる環境が整わなくなりますから薄毛が進行し、髪の毛自体も細くなってしまいます。
薄毛の対策としておすすめの方法は?
頭皮環境が悪化することから、健康的な髪の毛を生やすことができず、抜け毛が多くなったり、髪の毛が細くなったわけですから、髪の毛を育てる環境を作るには、身体や心をねぎらって頭皮環境を整えていきます。
そのためには、まず頭皮マッサージをおすすめします。
過剰分泌された皮脂は毛穴につまりやすく炎症を起こし抜け毛の原因になっているので、この頭皮マッサージにより、毛穴から皮脂が押し出されて清潔な頭皮環境を作れるのです。
その結果、血行は改善され頭皮が柔らかく変化し、心もリラックスし、ストレス解消となり育毛しやすい環境となります。
過剰分泌された皮脂による毛穴のつまりは、食事や生活習慣を見直すことで改善できます。
では、どんな食事を取り入れたら良いのか考えていきましょう。
薄毛におすすめの皮脂分泌を抑える食材は?
薄毛対策として、皮脂の分泌を抑える栄養素を積極的に摂取することがおすすめです。
では、具体的な食材をご紹介します。
・ゴマ
ゴマの中でも黒ゴマの方が適しています。
ゴマには、腎機能や肝機能を補い、胃腸の働きを丈夫にする効能があります。
加齢で、抜け毛が目立つようになりましたら腎の機能が衰えている証拠ですから、早めに老化を防ぎ抜け毛を少なくします。
ゴマは、リノール酸などの不飽和脂肪酸やビタミンE、ミネラルを豊富に含まれていますので頭皮の末梢血管の活動を盛んにし、髪の毛の生成を促します。
・小麦胚芽
ビタミンB2は髪の毛をつくる毛母細胞の働きを良くする食品です。
この小麦胚芽には、ビタミンB2が豊富に含まれていますので、抜け毛に悩む人は、積極的にとるようおすすめします。
小麦粉やパンは、精製したものよりも全粒粉のものを選ぶようにしますと小麦胚芽が自然に摂取出来ますので覚えておくと良いです。
・青魚(いわし・さば・サンマなど)
青魚に含まれるDHAやEPA、亜麻仁油やえごま油などに含まれるαリノレン酸は、オメガ3脂肪酸に分類されます。
オメガ3脂肪酸は、体内で作ることができないため、食品から摂取する必要があります。
このオメガ3脂肪酸には、血液中の脂質の濃度を下げる働きがあり、中性脂肪やコレステロール値を下げたり、脂肪の代謝を良くする点が注目されています。
・亜麻仁油やえごま油
亜麻仁油やえごま油などに含まれるαリノレン酸は、オメガ3脂肪酸に分類されます。
青魚同様、これらも積極的に摂りたいものです。
薄毛の原因となる皮脂分泌を増やす食品は?
・揚げ物などの油分の多い食品
・脂質・糖分・炭水化物
・アルコール
・刺激の強い食べ物
・辛い食べ物
・カップ麺などの加工食品
カップ麺などの加工食品は、糖質や脂質が多く栄養も偏りがちです。
これらを、頻繁に食べることで、カロリーの過剰摂取や野菜不足になりやすく、食生活の見直しが必要となります。
また、唐揚げや天ぷらなどの揚げ物やスナック菓子などの食べ過ぎにも注意しましょう。
薄毛の改善のための生活習慣とは?
特に大切なのが、睡眠です。
なるべく早寝早起きを習慣化して、生活のリズムを取り戻して自律神経を正常に保つようにましょう。
質の良い睡眠を取ることで睡眠不足のストレスが解消し、身体の機能を正常化することができます。
特に夜10時から深夜2時の間は、成長ホルモンがもっとも多く分泌されるといわれているので、この時間帯は睡眠中であることが望ましいようです。
薄毛にはどんなシャンプーを選んだら良いの?
シャンプーを選ぶ時には、ほど良い洗浄力で、頭皮を傷つけないアミノ酸系のものがおすすめです。
アミノ酸由来の界面活性剤を使用しているシャンプーですね。
そして頭皮への優しさを考えるなら、うるおい成分が配合されているものが良いです。
化学物質に弱い方は、自然由来の成分をチェックすると良いですね。
髪の毛に優しく質感が良いと言われているアミノ酸系は、ココイルグルタミン酸、ココイルアラニンなどがあります。
これらの代表的な洗浄成分のアミノ酸界面活性剤は、髪の毛へのダメージを抑えることで知られています。
髪の毛の成分であるタンパク質は、18種類のアミノ酸で構成されてますので髪の毛にとって同質でなじみやすいですね。
また、人間の肌と同じ弱酸性ですので、本来のアルカリ性シャンプーのように皮膚へのダメージがありません。
しかも、髪の毛に必要な皮脂は残し、過剰な皮脂や汚れのみを落とすと言う特徴があるので頭皮へのカサつきの不安を考える必要もないのでシャンプーは、何がなんでもアミノ酸系がおすすめですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
髪の毛やその頭皮へのケアは、すぐに達成できるものではありませんので、気長に時間をかけて改善していきましょう。