野菜の中でも、1年中出回っているのが大根ですが、旬は冬なんですよ!
だいたい紅葉が見頃あたりから甘みが増してきて、栄養も満ちてきます。
ただ、大根はどうしても白い根の部分を使うことが多く、葉については捨ててしまったり
調理せずに捨ててしまうという方も多いと思います。
今回は、そんな方のために大根の葉を使った「美味しいふりかけ」の作り方などアレンジメニューをご紹介します!

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大根は一物全体食と言われる理由は?
大根は、根の白い部分は淡色野菜と言います。
そして葉っぱの部分は、立派な緑黄色野菜ですね。
最近は、スーパーで売られている大根は、葉っぱなしの大根ばかりですが、実は、あの葉っぱには、がん予防に必要なβ-カロチンやビタミンCが含まれているので、大根の葉も含めて全部丸ごと食べるのがベスト。
栄養価を考えると、葉を捨てるのは、かなりもったいないですね。
大根は、カルシウムも鉄分も含まれて食物繊維もたっぷり!
大根は、葉っぱも根も食べてこそ、大根の持っているパワーが生かせるというものです。
大根には、骨を作るカルシウムも、貧血予防の鉄分も含まれて、しかも食物繊維だって豊富なんです。
葉っぱは、一度下茹でしてから使うのがポイントですよ。
細かく刻んで納豆ごはんに混ぜたり、2cmくらいに切ってから、ツナ缶と一緒に味噌炒めにしても美味しいです。
大根の葉の美味しいレシピ①【大根の葉の油揚げ和え】
これだけあれば、他におかずがなくても軽く1膳はいけちゃいます!
夜食や食欲のない時に熱いご飯の上にのせるだけで、美味しく食べられます。
調理も簡単に出来るので、とても便利ですよ。
<材料>
大根の葉っぱ 200g
油揚げ 1枚
ごま油 大さじ1
砂糖 大さじ½
しょうゆ 大さじ2
<作り方>
① 大根の葉っぱを1cmくらいに細かく刻む。大きめの葉っぱがあるようならばさらに細かく刻んで下さい。
② 大根の葉っぱは、沸騰したお湯で下茹でをします。茹で加減は、お好みです。
③ 下茹でした大根の葉っぱは、水気をしっかりととる。
④ そして、お湯で油抜きした油揚げを、細かく切る。
⑤ フライパンにごま油を熱して大根の葉っぱを、さっと炒める。
⑥ 次に油揚げを加え合わせ炒めをする。
⑦ 砂糖としょうゆを入れてさらに、炒め合わせをする。
⑧ お好みのお皿に盛り付けて完成です。
※おにぎりに加えても美味しく食べられますよ。
大根の葉の美味しいレシピ②【大根の葉のふりかけ】
ふりかけの中では、栄養たっぷりなふりかけと言えます。
※アレンジとして「鮭フレーク」や「ちりめんじゃこ」、「ゆかり」などを一緒にまぜても美味しいですよ。
<材料>
大根の葉 1本分
ごま油 大さじ1
めんつゆ 大さじ2
ごま お好みの量
かつお節 お好みの量
<作り方>
① 大根の葉をよく洗って細かく刻みます。
② フライパンにごま油をひき、大根の葉を炒めます。
③ 大根の葉がしんなりしてきたら、めんつゆをいれ時々混ぜながら炒めます。
④ ごまとかつお節もいれ、汁気がなくなったら完成です。
※大根の葉の量に応じて、めんつゆは加減して下さいね。
大根の葉の美味しいレシピ③【大根の葉とちりめんじゃこのチャーハン】
<材料>
大根の葉 1束
ちりめんじゃこ 適量
ごはん 2杯分
卵 2個
☆だしの素 大さじ1
☆しょうゆ 大さじ2
☆みりん 大さじ2
☆酒 大さじ2
ゴマ油 大さじ2
いりごま 適量
<作り方>
①大根の葉をよく洗い、細かく刻みます。
②卵を割り、箸でほぐしてフライパンに薄く油をひいて、いり卵を作り、お皿にとります。
③次に先ほどのフライパンにごま油をいれて、ちりめんじゃこをいためます。
④そこに、刻んだ大根の葉を加えて炒め、☆の調味料を入れてなじんだら、ごはんをいれて、炒り卵もいれて、味を調整してください。
⑤仕上げに、いりごまを入れて出来上がりです。

まとめ
大根は、葉っぱや根に豊富にビタミンCが含まれていて、鼻や喉の粘膜を強くしてくれるパワーがあるので、特に秋から冬の季節には積極的に摂りたい野菜ですね。