ある程度子供が大きくなってくると、子供に何の習い事をさせようか迷う方もいるかと思います。
大体4歳頃から習い事を始める子供が多いようですが、幼稚園や保育園に通い出すと、周りのお友達からの影響で始める子も多いようです。
今回は、今年どんな習い事が人気だったのか、「ミキハウス子育て総研」が2019年10月に調査した小学生を対象としたランキングをもとに、それぞれの習い事の月謝の予算も調べてみましたので、ご紹介したいと思います♪

Contents
人気の習い事ランキングTOP10!
引用元:「ミキハウス子育て総研」Weekly ゴーゴーリサーチ(第895回分析結果)2019年10月調査結果より
●対象年齢
「7歳以上(33.0%)」
「0歳(12.4%)」
「2歳(10.5%)」
「4歳(10.0%)」
「5歳(9.5%)」
「3歳(8.9%)」
「6歳(8.1%)」
「1歳(7.6%)」
●対象性別
「女の子(51.5%)」
「男の子(48.5%)」
第1位 スイミング(35.4%)
この結果は今も昔もあまり変わらない気がしますが、水泳は男女問わず人気のようです。

しかも、この人気、2位との差が大差で断トツです。驚きですね!
スイミングを習うメリットとしては、
基礎体力や筋力がついて代謝や運動神経が良くなりやすいこと、
普段から水と触れておくことで、水難事故など、いざという時のリスク回避に役立ちやすい点、また背筋や腹筋の筋肉が鍛えられることで姿勢が良くなるともいわれています。
スイミングは他のスポーツに比べて、大人になっても続けやすく、年齢に関係なく長く続けられるスポーツでもありますね。
第2位 英語・英会話(18.6%)
男女通じて人気が高かった英語ですが、小学校での英語授業が必修化されて、これからもますます需要は高まるでしょうね。
親自身が英語が苦手な場合も多く、早い時期から英語に親しんで耳を慣らしてほしいという思いもあるようです。

最近では、英会話教室よりも「料金の安さ」や「送り迎えが不要」なことなどからオンライン英会話の需要が、急速に高まっています。
英語は低年齢ほど英語自体に苦手意識を持たせない工夫が大事で、英語をゲーム感覚で覚えたり、英語のアニメや動画を見て楽しんだりすることで、
ますます英語に興味を持ちます。
ゲーム感覚で楽しみながら学べる『ECCオンラインレッスン』や『Novakid(ノバキッド)』などは人気ですね。
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第3位 ピアノ(17.2%)
以前は圧倒的に女の子の習い事という感じでしたが、最近では男の子も少なくないです。
毎日のコツコツとした練習から、忍耐力や集中力を身につけることにもつながりますし、日々の努力を人前で発表することで達成感や度胸も身に付くメリットもありますね。

第4位 体育・体操(11.6%)
体操は幼児からも人気のようですし、小学校の低学年までのうちに、体育への苦手意識を克服させたいと願う親の意向もあるようです。
身体を動かすことで、体力作りやバランス感覚が養えますし、ストレス発散にもなるのでメリットは大きいですね。

第5位 くもん(10.2%)
学習塾においては、親自体も馴染みがある方も多いですよね。
解ける楽しみをゲーム感覚でまずは体験しながら、毎日コツコツ学習に取り組む習慣を身につけることが出来るので今も人気のようです。
6位以降の習い事ランキングは?
6位 学習塾
7位 リトミック・音楽教室
8位 サッカー
9位 習字
10位 そろばん
11位 ダンス
ということで、体を動かす運動やリズム感覚を身につけるものも人気ですね。

習字ですが、字を書くことが少なくなっている現代において、未だにランクインしていることに感心しました。
その理由を見てみると、ただ単に字をきれいに書くというだけではなく、「集中力を高める」「礼儀作法を学ぶ」といったプラスアルファの部分も重要視されていることがわかりました。
なるほど!これは確かに良さそうだなと思いました。ゲームやスマホ世代においては、姿勢も良くなっていいかもです。
ダンスは中学校の保健体育の授業で、男女ともに必修となったこともあり、今後は習う子供も増えていきそうですね。

【習い事別】平均予算はいくらぐらい?

人気な習い事はわかったけれど、一体どれくらいのお金が必要なのか気になる親御さんも多いと思います。
子供の年齢によってかかるお金はそれぞれですが、大きくなるにつれて習い事への出費が増加していきます。
ここでは習い事別に、おおよその相場の月謝を紹介していきたいと思います。
水泳
身体を鍛えられ、ベビーから通えるので始めやすい習い事の一つですが、月謝の費用は平均して5000円から15000円ほどとばらつきがあります。
成長に応じてコースや週に何回通っているかで費用も変わってきますが、大体この値段が相場でしょう。
またこれ以外にも、入会金や水着、キャップなどの道具や水泳大会などのエントリー費用も必要です。
ピアノ

女の子だけでなく、最近では男の子もピアノに興味を持つ子は増えてきたようです。
心が豊かになり、コツコツ練習する必要があるので、根気が育つという理由で人気の習い事ですが、費用の目安としては約5000円から15000円が一般的な月謝です。
こちらも、月にどれくらい通っているのか、年齢、レベルやコースによって費用が違ってきます。
また、ピアノがなくても始められますが、家で練習するなら本格的なピアノがないと出来ません。
ピアノを買う費用や防音設備など、ピアノを習うための環境を整える初期費用は他の習い事に比べてかなりかかるかもしれません。
英語
グローバル化が進んでいるので、将来子供が英語を話せるようになってほしいという親の願いから通わせている家庭も結構多いです。
費用の目安としては、約5000円から15000円です。
英会話教室はネイティブの先生か日本人の先生から教えてもらうのか、グループレッスンか個別レッスンかで変動します。
プライベートレッスンで且つネイティブの先生から教わるのであれば、もっと高くつくかもしれません。
習字
綺麗な字が書ける、集中力や礼儀作法が身につくなどの理由から男女問わず人気の習い事です。
練習すれば上達し、進級も出来るので子供のやる気が出やすいとも言われています。
習字の費用の目安は2000円から5000円と、比較的安い方です。
初期にかかる入会金や道具なども費用が少なく済み、発表会などのエントリー費用も発生しないため、掛け持ちとして選ぶ親も多いようです。
【番外編】親が子供に習わせたい習い事の1位は何?
小学校低学年頃までに、習わせたい習い事ランキングは以下の結果です。
1位 スイミング
2位 本人希望のもの
3位 英語・英会話
4位 ピアノ
5位 習字
ただ、小学生の高学年くらいから最近、人気となってきているのが、
「プログラミング」なんです!
ちなみに、今回15位となっています。

ここ数年で注目されはじめ、最近は、小学生や中高生向けのプログラミング教室もどんどん増えていますね。
子ども向けのプログラミング教室では、スマートフォンやアプリを楽しんだり、LEGOなどで作ったロボットをプログラムで動かすことができる教室もあります。
将来のために、今のうちから習わせておきたいと考える方も増えてきているのでしょうね。
まとめ
今はいろんな習い事があるので、たくさんの選択肢から選ぶことが出来る時代です。
ああなってほしい、こうなってほしいと学校の勉強以外にも学びの場を作って、あげることはおおいに大切ですが、どんな習い事も毎月の月謝負担がかかってしまいます。
通わせすぎて家計の負担にならないように、予め何個までと決めておくといいですね♪
また、習い事は本人のやる気がとっても大事です。
無理やりさせるのは親も子も負担になりますので、子供の意見を尊重して、よく検討してから決めるようにしましょう。
子供が楽しく通えて、親も無理せずに続けられる習い事が見つかるといいですね♡